イタリア古典歌曲集(カロ・ミオ・ベン)
イタリア歌曲をちょうど習っているところで、「もはや私の心には(うつろの心)」を聴きたくて買いました。とてもいいCDです。全音楽譜出版社の『イタリア歌曲集1 中声用』を勉強されている方は、同じ曲が入っているので、参考になると思います。これだけの値段で、こんなにいい曲が聴けて大満足です。
紅蓮の月
柴田淳移籍第2弾シングルがいよいよ発売されましたぁ♪♪
前作の「花吹雪」が春なら、今回の曲は「夏」ですね。
だからといって、そこらのような爽やかポップスチューンというわけではなく、限りなくダークでディープな世界観です。
夏の寝苦しい夜、月を見ながら聴いてみると涼しくなれそうです。
昼ドラの「美しい罠」の主題歌ということもあり、少しトゲのある言葉がちりばめられています。
カップリングの「後ろ姿」もあまりにもリアルな表現で、同じような体験をした人にはすごく共感できるのではないでしょうか??
今年、またシングルを出すのかわかりませんがますますアルバムが期待できそうです♪♪
バンドスコア THE BACK HORN/BEST THE BACK HORN (バンド・スコア)
この値段でこのボリュームは、たまらんッスね。
やりたかった曲が一気にできました。
自分はギターしか出来ないですが、わりと弾きやすいし、感情が入りますね、カナリ。
とにかく、ファンにはたまらない一冊。
美しい罠 完全版 第1部 前編 DVDボックス
何が凄いかというと、全て凄いです。心地がいいストーリー展開に、頭に深く刻まれる深い台詞回し。
先がどうなるかと、一話一話に見入ってしまって、気付いたらこの作品の虜になっています。それはやっぱり脚本のうまさなのかなあ、とも思いますが、美しい映像や、その脚本を違和感なく生かしている監督も凄いです。
キャストも文句なく豪華だし、これが時間も少なく作られた昼ドラとは思えない出来。
脚本は、やはり深くうまくじらしてくれたり、その台詞一言の裏に、独特の刺を含ませて表現していたりして。
後から見返すと、その台詞の本当の意味に気付いたり、その時に、その人物がどう考えているのか、改めて考えさせられます。
付け足すと、気付いたらハマっていた昼ドラの脚本は、全部この人が書いていたりします。やはり、そう言うのは分かってしまうのでしょうか。見なければ損だと思います。
BEST THE BACK HORN
バックホーンの事を始めて知ったのはシングル「風船」の時だったが
そこから数えて約7〜8年、個人的にも感慨深いベスト・アルバムが出た。
シングル「罠」に続きこのアルバムもスマッシュヒットし、
いよいよ彼らを受け入れられる土壌が出来上がってきたという感じ。
そんな今だからこそこのベストで彼らの今までを再確認、または新発見し
これからの展開を楽しみにしておきたいと思う。
彼らがシーンに登場したときはeastern youth直系のエモーショナルロックの最先端として
自分は認識してたと思う。恐らく「ひとり言」や「サニー」を聴いてからだろうか。
そこから1st「人間プログラム」で彼らは単なるフォロワーにとどまらない個性溢れる
衝撃的なロック・アルバムをいきなり完成させた。ちなみに自分はこのアルバムが
彼らの作品の中で一番のお気に入りである。(まあ気分によって変わることもあるが)。
そのアルバムのなかでも滾るようなサウンドと切れ味の良いカッティングが炸裂する
名曲「幾千光年の孤独」もこのベストに収録。この曲のイントロの部分が凄い好きだ。
そこから1stの感触を広げてみたような「心臓オーケストラ」からは「涙がこぼれたら」が
私的フェイバリット。ファンキーさを感じさせるサウンド(これは彼らには珍しい!)や
胸にまっすぐに届く歌詞&歌がたまらない。歌詞をじっくり読んで欲しい曲。
そこから「イキルサイノウ」「ヘッドフォンチルドレン」に続く。この2作は基本的な
バンドエッセンスは変わらないものの、サウンドの面で新たな部分をたくさん取り込んだ
豊かなアルバムになっており、個人的には日本人にしか出せないような切ないメロディーが
光る「夢の花」がお気に入り。後半でスキャットも入るのだがこれがまた良い味を出してる。
また「ヘッドフォンチルドレン」は彼らの最高作の一つだと思っている。
そしてそこから変化を見せた「太陽の中の生活」「THE BACK HORN」に続く。これらの作品
は今までの彼らの作品とは異なり、まず叫ぶようなエモーショナルな楽曲は少なくなり
歌詞のほうも絶望や悲しみよりは希望や喜びなどをテーマにするようになった。
まあもちろん基本的な部分は変わってないし、サウンド的にはバリバリロックだが
多少戸惑った人もいるだろう。しかし「声」や「舞姫」などアグレッシブな名曲も
誕生しており、一概に否定は出来ない。実際「声」はよく聴いたし、勢いが凄い。
今のバックホーンもまた、バックホーンには変わりないのだろう。
やたらアッパーで気持ちが良い新曲の「刃」も収録。シングルは全部入ってるし、
アルバムからもキャッチーな楽曲、そしてインディーズのナンバーも収録、と
いいとこどりでいい曲だらけの良「ベスト盤」となった。これを聴いて好きになったなら、
「セレナーデ」「8月の秘密」「ゲーム」「孤独な戦場」「運命複雑骨折」など
コアなオリジナルアルバムの楽曲たちも是非どうぞ。