20th Anniversary ロックマン1~6 Techno Arrange Ver.
テクノの細かい定義は置いておいて、たまにトランス風になったりするテクノ調にアレンジされたアルバムです。
ネタがビックタイトルなだけに先のロックアレンジ同様丁寧というか無難な出来。要所要所オリジナルフレーズが入っており「アレンジ」という感じはしますが是非は聴く人によって分かれそうな気がします。この時期に出すのならいっそのこと面影も無い程砕いてくれた方が好みだったのですが…。メドレーが中々良い感じだと思うのですが、1曲だけなのは寂しいですね。全体的にダンスナンバーの様な曲ではなく、落ち着いた出来になっています。個人的にはフレイムマンが今風でお洒落かと。6の曲はアレンジしやすいのかな?
例によって収録されている原曲ショートverは1ループする前に切れるので凄く微妙です。カプコンの自社レーベルから発売されたファミコン音楽全集が手に入ればそちらの方が良いです。
ブックレットには一応二言三言スタッフコメントが載ってます。曲以外はロックアレンジと同じ感想なのですが、値段分もうちょっと遊び心を加えて欲しかったかな、といった一枚です。
ゲームセンターCX DVD-BOX5
今作で特に秀逸なのが収録時間約2時間にも及ぶ「カイの冒険 完全版」。正直、他人がゲームをプレイするだけでここまで感動出来るとは思ってもみなかった。クライマックスの生放送は下手なドラマよりもドラマチックな展開です。
また、AD東島さんのキャラが炸裂する特典「ドルアーガの塔」も最高。
そのほかの収録作品の「スーパーファンタジーゾーン」や「東海道五十三次」が割とあっさりしちゃってるのが少し残念ですが、カイとドルアーガだけで補って余りある魅力があります。
世代など関係なく、ゲーム好きなら必見のDVD。
アニメ「ロックマンエグゼ」シリーズ ボーカル・アルバム
主題歌がCCCDだったので今まで買いませんでしたが、やっと普通のCDになったので購入。
「ロックマンのテーマ〜風を突き抜けて」や「begin the TRY」といった初期テーマは懐かしく、一度ちゃんと聞いてみたかった劇中歌の「私のハートをインストール」が収録されていて嬉しい。
アニメのロックマンエグゼが好きなら当然楽しめる内容ですが、収録曲全12曲のうち6曲はショートサイズ(1番のみ)なので割高感があります。
1.ロックマンのテーマ〜風を突き抜けて〜 / 歌:橋本 仁
2.Piece of Peace (TVサイズ) / 歌:MIKA
3.begin the TRY / 歌:森久保 祥太郎
4.二つの未来 / 歌:黒田 倫弘
5.光とどく場所 / 歌:光 熱斗&ロックマン
6.Be Somewhere / 歌:Buzy
7.Doobee Doowop Communication / 歌:babamania
8.光とどく場所〜友情のしるし / 歌:光 熱斗&ロックマン
9.勝利のうた / 歌:ダンデライオン
10.あしあと / 歌:Clair
11.ハートウェーブ / 歌:響 ミソラ
12.私のハートをインストール / 歌:AKI
このうち 2,4,5,8,11,12 がショートサイズです。
ロックマン エグゼ オフィシャル設定資料集 (カプコンオフィシャルブックス)
ロックマンエグゼという作品全ての設定を一冊にまとめた資料集。
「1」から「6」までに起こった全ての事件、それに関わる人やネットナビについて簡潔ながらも良くまとめられている。
またシステムについても語られなかった裏の面まで詳しく記されており、事件の発生順を記した時系列は非常に興味深かった。
「プロトの反乱」、そして「電脳獣」。
全ての物語を一つにつなげる一冊として、非常に面白い本として仕上がっている。
ウイルスやナビを豊富なイラストで見たいのであれば、オフィシャル設定イラストガイドを参照した方が良いだろう。
ロックマン10 オリジナルサウンドトラック
ロックマン10は2010年に配信された正真正銘の新作のロックマンですが、ゲーム中で流れるBGMはどこか今までのロックマンを思わせるようなメロディーなので、「新しいけど懐かしい」曲となっています。
本作の作曲は歴代の作曲者さんたちが担当されいているということもあり、それぞれの方の個性が出たバラエティーに富んだサントラに仕上がっています。聴いていると「これはロックマン5っぽいな」とか「ロックマン6みたいな曲だ」と思ってしまうこともあります。
シリーズものは2作目、3作目と次々と作品が出されるにつれてどこか軸がぶれていくことが多い中、ロックマンシリーズは10作も出しているのにロックマンらしさがぶれずに健在しているのは本当にすごいことだと思います。