BLOOD+〈03〉ボーイ・ミーツ・ガール (角川スニーカー文庫)
アニメではよくわからなかったキャラの心理描写が緻密に書かれていたので良かったです。箸井先生の挿絵も素敵でした!
ただ、ハジファンとしてはパリでのハジと小夜抱擁シーンや、その後のハジの独白が省かれていたのがひじょうに残念でした…ただでさえハジ小夜場面が少ない展開の時期の話でしたから、それを楽しみに買ったのに…もちろん全ての場面を詰め込むのは無理かもしれませんが…ぜひ小説でもこの場面読んでみたかったです。次巻でも見たい場面が省かれていないといいな。
Best Pieces
私は、そもそも「エヴァンゲリオン」を見ていなかったので、
当時のチャートを見て、高橋洋子が歌っているあにめ主題歌を見て、
「ああ・・・私が好きな歌手と同一の名前の人がいる」と、
本気で思っていたバカである。
そもそも私が知っていた高橋洋子は、
人が必ず通り過ぎる若い時代や、それに伴うまわりの景色を歌う、
そういうアーチストだと思っていたので。
・・・なので「魂のルフラン」のような、強い意志を持った曲は、
全然違う人だと思っていたのだ。
しかし、ある時同一人物だと知って、かなりびっくりした。
このベストは、そのあたりの時期に買い求めたものだった。
やはりいい・・・非常に良い。
もともと、歌の表現方法が、ものすごく卓越されたものがあり、
音の取り方も非常に良い人だったので、
どの歌も聞かせどころがあって、しかもうまい。
このCDは「残酷な天使のテーゼ」が、オケもボーカルも、
録り直しになっているが、歌い上げのタイプの曲だったこの曲を、
見事に新たな形に消化している。
それ以外の曲はkittyレーベルのときのシングルが多いが、
こっちも非常に良い。
きれいな詩と曲が、すんなり入ってくるし、
ボーカルが非常にていねいで、聞いてて気持ちの良いCDである。
ボーイ・ミーツ・ガール&汚れた血&ポンヌフの恋人 DVD-BOX~レオス・カラックス監督 “アレックス三部作” ~ [DVD]
正直、このメチャクチャな青臭さは若くないと通用しない。
ジジババになったら理解できないであろう何かが、このカラックスの傑作の中には隠されている。
若い内に見よ。
できればハタチになる前に。