Black Swans and Wormhole Wizards
1〜4曲目が特に良かった。ロック味強めの#1と#4、穏やかな序盤〜サビで盛り上げる#2と#3は初めから気に入ったし、何度聴いても良い。彼のサウンドは未聴という人にも勧めたいと思いました。
#5以降には中だるみ感もありましたが、中東あたりを想起させるオリエンタルな#7、タイト&スリリングな#9、スケール感のある#10、エンディングに相応しい#11など「また聴いてみたい」と思えるリフが随所にあり、長く楽しめそうです。
ロック・ギター免許皆伝 (Cherry Lane Music Series)
一生懸命ギターを弾きたいと考えている
初心者〜中級車向けです。
全くの初心者はきついと思いますが、
サトリアーニ\ヴァイ好きなら
まあ、止めません(笑
以下の2点が中心になってると思います。
・音を知ること
・演奏できるようになること
今手元にないのですが、
あまり厳密な理論なしに、
音について感覚を研ぎ澄ませて行くような
エキササイズが多かったように思います。
また、演奏については中級程度(場合によっては上級も)
の演奏力を身につけるエキササイズが載っています。
ただし、厳密な音楽理論や演奏方法についての
本ではないので、仮に独学する場合は、
この本だけではきついと思います。
サトリアーニの音楽世界を
自分でも体験するため、、、という感じで
気軽に読んだり、練習するといいと思います。
(ところどころ、ハードなエキササイズもありますが、、)
ブラック・スワンズ・アンド・ワームホール・ウィザーズ
和尚の新譜は、スーパーコロッサルでも共同プロデュースを務めた人と同一らしく、
音的には「なるほど!」って感じで、ある意味スーパーコロッサルを彷彿とさせます。
またキーボードに、かのマイク・ケネリー(ヴァイと共に超絶プレイを弾いていた)が参加しています。
私的にはギタリストってイメージが大きかった人ですが、実はキーボードプレイヤーだったんですね。
その彼が弾くキーボードが最高に楽曲を盛り上げてくれてます。
キーボードプレイヤーひとつでこうまで変わるものかと思わせます。
更に、本作の日本版のボーナストラックがまたいい!
この2曲だけでも輸入版を買わずに良かったと思わせてくれます。
それぐらいの秀作がボーナストラックとは日本版って何て贅沢なんだ!
ブルージーなマイナースケールの「Heartbeats」 哀愁たっぷりで、ジョーのギターに絡んでくる
ケネリーのキーボードプレイが最高です。
「Longing」はケネリーの荘厳な雰囲気のオルガンで始まる曲で、一度聴くと耳から離れない。
「Ten Words」をもっとアップテンポにした感じでこれまた最高の1曲だと思います。
個人的に、ジョーのアルバムの中で最高の部類に入るんじゃないかと思うぐらいの作品です。
ジョーサトファンならずともロックファンなら是非聴いて欲しい1枚です。
G3 Live in Concert [DVD] [Import]
この3人の動いてる姿を見ているだけで、感動しますね。スティーブ・ヴァイはアルバム”FIRE GARDEN”で来日したメンバーでした。ジョー・サトリアーニは、スキンヘッドにしてからは初めてみるけど、まぁうまいですね。エリック・ジョンソンはてっきりES335だと思ってたのにストラトとは。
芸術家って一般人には理解できない、ちょっと変なところがあるけど、この3人のうち特にヴァイはやはり”へんな人”というイメージがどうしても抜けないです。
笑えるところもあったし、ギター・プレイは凄いし、大変楽しめました。損はまずないと思います。
Super Colossal
ここ最近のアルバムではSurfin' with the alien、Summer songといった所謂Surfin'系の曲は無くなってきたが、前回のUp in flameのようなSurfin'系とは別のかっこよさが出てきた。今回のアルバムタイトルにもなっているSuper Colossalもそんな流れの曲でまさにCool! PVも公開されていてギターをかかえて闊歩するサトリアニのイメージにぴったり。
Redshift Riderは低音リフが印象的。Ten Wordsは美しいメロディーラインの曲。One Robot's Dreamは難解でファン以外には受け入れられないと思うが、サトリアニワールドの真骨頂といったところ。Movin' Onは爽やかなメロディが車の中で聴くには最高。最後のCrowd Chantはライブを体験したことのある人には思わずニンマリのCall & Resposeを曲として仕上げられたもの。
10枚目のスタジオアルバムにして更に奥行きと広がりが出てきたと思わせる一枚。