キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (DHC完全字幕シリーズ)
映画"Catch me if you can"は面白かったし、たまたま家にこの本があったので"Catch me 〜"のディクテーションをしました。あとで映画見なくても英文チェックできてお徳だなーっと思ってぱらりぱらりとめくってさてチェックっと思ったら、、、、、え、え、え、あ、え、あ、そうなんですか!?麻生なんですか!?(総裁選近いですね…)
という感じ。
ミスが多すぎる
もしかして映画の台本だから本番でデカプリオやトム
・ハンクス様がアドリブしたのかなーと思いつつ間違いを発見しては
今まさに書き込んでます。
ちょっとミスを挙げると
・be going to は全部(おそらく)willになっている!
→多すぎて訂正は大変です。ちょっとぐちゃぐちゃしてきます
・Thank you. Excuse me. really actually などちょっとした言葉が
抜けてる
・しばしば文章が抜けていて、その周囲の英文が微妙に違う
・Quiet down,people. がPipe down,people. ←意味は似ている
これは非常に興味深いミスです。
訂正を書き込んだおかげで
世界で一つだけの台本ができました。
これからもこの本を大事にしていきます。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [DVD]
この映画は良かったですね。この映画が上映された同時期にディカプリオは、マーチンスコセッシの「ギャングオブニューヨーク」で外しましたが、やはりスピルバーグの方がディカプリオという役者を良く解っている様ですね。こちらの方が断然良かったです。 父親を尊敬し、家族の絆を大事にしていた主人公が、父親の事業の失敗に端を発し、家庭が崩壊していく中で、傷心から詐欺師の道を選び、パイロット、医者、弁護士と化けていく中で、それを追うFBIの捜査官役のトムハンクスとの丁々発止のやり取りが面白かったです。
ディカプリオは生い立ちが不幸で、父親も路上生活者みたいな人だったらしいですが、そんな環境で育った彼に、こういう映画はキャストとして向いてるし、強気で大胆な詐欺を行うかと思えば、弱気で不安定な心情を吐露したりして、そんな彼に対し、捜査官であるトムハンクスが、次第に保護者としての愛情を示していく描写が良かったですね。
Catch Me If You Can
ジョン・ウィリアムスのオリジナル曲に「イパネマの娘」やNat King Coleのクリスマスソングなどが入っていて、
なかなかオトク感のあるトラックです。
特にシナトラの「Come Fly With Me」はピッタリと映像にマッチしています!
(スペース・カウボーイでシナトラの「Fly Me To The Moon」が流れたときと同様の効果)
オリジナル曲も木管(特にサックス)や弦の音色がとても効果的で、映画同様テンポがよくリズミカルな曲もあれば、
父親を想う「回想」という曲がはかなげで名曲です。
世界をだました男 (新潮文庫)
まず読み終えて、こう思いました。
「なんで『この話はフィクションです』って書いてないの?」
それほど現実ばなれしています。
わずか16歳で天才的な詐欺を働く。
この人は犯罪者なのに憎めない。そしてラストに捕まってしまっても、
今の現実の彼の生き方が良い。犯罪を逆手にとったビジネス。
アメリカならではだなぁ。
自由奔放さ、そして夢に出会える本だと思います!