キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.3
ゲーム中の時期にあてはめて描かれたストーリーです。
思わず笑ってしまうシーンが盛りだくさんで非常に面白かったです!
表紙の3人+荒垣先輩を中心に物語が展開されますが、
ゆかりや美鶴先輩の出番も比較的多めかと思います。
主人公・順平・真田さんはちょっと出番少なめですが…存在感はあります、やけに(笑)
コミカルなストーリーの中にも人間ドラマが展開されていて、
これを聞いた後にゲームをプレイすると、ますます切なくなったり…
一生懸命仲間を想って(斜め上に)頑張る風花ちゃんとか、
コンプレックスを抱えながらもしっかり「男の子」してる天田くんとか、
苦労人でオカンな荒垣先輩が好きな人にはオススメ。
買って損はない筈です!
真・お気楽伝説―イースTRPGリプレイ (ログアウト冒険文庫)
やはり前作より質は落ちるものの爆笑RPGいまだ健在といったところでしょうか。表紙にははっきりいって度肝を抜かれます。(作品の内容とは無関係のイラストですが)
四コマ漫画が笑えます。今回はおまけ漫画もあることですし、ぜひ読んでみてください。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら PREMIUM EDITION(初回限定生産)(Blu-ray+DVD)
映画を見に行って泣くとは正直思わなかった。映画を見るよりも前に原作を読んだ時は結構感動したのだが、
前田敦子映画そのものには期待していなかったのだ。しかし彼女の演技は結構光っていた。勿論周囲の
俳優陣(特に大泉洋)の演技が優れているからだという見方も出来るのだが、台詞まわしなどではない
体を使った演技が彼女の場合は冴えていたように思う。映画後半、あの全速力で走っていた時のやるせない表情は
特筆すべきポイントで、ただの青春野球映画ではないことを感じさせられた。
日本の実写映画では異例?の生フィルム特典にも期待したい。
Slow Dance Original Sound Track
まさに「頑張りすぎずスローで行こう」なノリのサントラです。
夏の午後にフラペチーノ片手に・・・そんな、カフェで流れていても
いいような曲も多く、ずっとグルグル聴き続けています。
「ロンバケ」や「ラブレボ」など、過去の作品を彷彿とさせる感じも
私は抵抗なく受け入れられました。
ドラマのサントラとして、だけでなくドライブや読書や
ホームパーティのお供にいい感じです。
魔王 [DVD]
舞台経験は豊富だが、テレビドラマの出演はスペシャルドラマの脇役か、深夜枠の短編ドラマのみと、知る人ぞ知る役者・大野智。
その彼がようやくゴールデンタイムのドラマの、それも主役、しかもサスペンスで、復讐犯。
はじまる前から世間の評判が楽しみなファンの一人だったが、はじまってしまえば、そんなものを抜きに夢中になった作品だった。
そこには成瀬領しか見えず、作中のどこにも大野智の影はなく、随分と昔の舞台で、狂気に狂った男の演技を見たことがあるが、あの頃から更に成長した役者ぶりに圧倒された。
無機質で感情が無く、その身の内に棲む怒り渦巻く復讐の炎、それが不意に吹く優しい風に揺れる様、根底にあるその人の消せない優しさが滲み出る瞬間や、深い愛と悲しみ、溢れる涙・・・言い表せない感情を自在に表現してみせるその瞳。本当にこの人は底知れないと思わされる。
ストーリーは、表向きは心優しい弁護士・成瀬領が、殺された弟の復讐のため、事件に関係した者たちに復讐していくというサスペンス。
全ての登場人物が知らず歯車となり、一寸も狂わずに彼の計画を遂行して行く。
はじめは、そんなに上手く行くものかと思うが、話を追う毎に、完璧な計画で進む復讐劇に知らず息を呑む。
特に、第六話あたりからの流れ。ここからは流れを切らずにじっくりと最終話まで見てほしい。
人物も、憎しみに満ちた領と過去の罪に懊悩する直人の対峙を中心に、次第に登場人物それぞれの苦悩に満ちた顔がクローズアップされ、それがまた次の悲劇へ連鎖してく。
俳優陣も素晴らしい。主役の二人をはじめ、大御所俳優から若手、子役は勿論のこと、劇団ひとりさんが予想以上のいい演技を見せていて、胸に迫るものがあった。
個人的には、優香さんの演技を、初めて上手いと思った。今でもテレビで見るたびに、思い出すくらい引き込まれた。
惜しむらくは、第一話に登場した二宮くんの役が何かの伏線であれば、より巧妙なサスペンスになり得たのに。
友情出演のためとはいえ、あの役を活かさなかったのは勿体ない。
とはいえ見れば魔王の世界にどっぷりと浸ってしまうだろうこと請け合いのこの作品。
作品へのこだわりはもちろんだが、DVD BOXは装丁の隅々まで凝られている。
特典Diskは物語のキーでもある赤い封筒を模したケースに入れられ、本編Disk6枚に隠れるケース部分にも、話に繋がるモノが描かれていたり、初回版特典のプレミアムブックレットには人物相関図の他、作中に散りばめられた布石が詳しく紹介されている。
(このプレミアムブックレットを入手出来なかった方には、是非とも「魔王」公式サイトをご覧頂きたい。残念ながら人物相関図は下げられているようで確認出来なかったが、放送時に連載されていた“裏魔王”というコーナー記事が冊子内容のおおよそをしめているので、初回を入手出来なかった方にも制作スタッフのコダワリが確認していただけるはず。※2011/1/9現在)
ファンには堪らないコレクターズアイテムとして、魔王族なら買って当然の商品だろう。