エリン・ブロコビッチ (名作映画完全セリフ集―スクリーンプレイ・シリーズ)
英会話の教室や教科書では出てこない日常にある事で且つ文句を言いたい人にとってはとてもためになる教材。英語でどれだけの文句がいえますか?これくらいの事がクレームとして言えないならば、英語圏とか外国の人間からは「ゴメンナサイ」は言われない。日本にいたって腹が立てば沢山文句も言うし、または自己を弁護したいときも沢山の事を並べます。そういう意味ではとても面白い教材。英語を生活の道具にするにはいい感じです。スラングはありますが、これくらいのモノならば(映画としてOKなので)大したことはない。というかこれくらいならば逆に覚えておくほうが、相手との会話にも役に立つはずです。
平凡 Premium We are ピンク・レディー
国民的アイドルで社会現象まで巻き起こしたピンクレディー。本書は2010年9月にマガジンハウスから発行された、未唯さんと増田恵子さん編集協力によるムックです。111ページ。「解散やめ ! 」宣言で話題になったピンクレディーのお二人。彼女らの魅力の秘密をデビューから81年の解散までを当時の『平凡』に掲載された写真で検証。ある意味、『平凡』に掲載されたグラビアから選んで載せた、お手軽ともいえるムックですが、ステージからオフショット、水着まで収録されている貴重な一冊には間違いありません。シングル・ディスコグラフィーは載っていますが、当時のインタビュー等がなかったのは少し残念ですね。
もいちど遊びましょ-Now&Then-
他カバー曲もたくさん聴きたくなりました。
今回のアルバムの中で、♪私は泣いています〜ベットの上で〜が好きです。
♪グッパイマイラブもオススメ。
全体としては、ふわっ〜とした雰囲気の所々をピシッとパンチのきいた歌声でメリハリをつけてくれてます。
遊び心満点なアルバムでした。
第二弾も期待します。
蝶々夫人 MADAMA BUTTERFLY - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 8 (DVD2枚付きケース入り) プッチーニ作曲
実は八千草主演映画のDVDカップリングを、提案というか要望したのは私である。このシリーズは過去にない最高のシリーズだと推薦できる。第1巻からして幻といわれたソフィア・ローレンのアイーダだったり、第4巻ではテノールのケルビーノだったり、続く5巻ではアーノンクール&チューリヒのモーツァルト2作と過去にはない濃厚さとマニアックさで続いてきた本シリーズ。本8巻ではついに幻の映画となっていた八千草薫の蝶々夫人の登場である。
八千草の代表作ながら十年前に衛星で放送されたのを最後に、その存在さえ忘れられたかのようであった本作を、なんとこの価格で発売に踏み切った世界文化社に敬服する。しかもカップリングは、日本人スタッフで固めたすでに定評のある林康子のスカラ座公演、とくれば、最早手を出さない人が信じられない。
とかく西洋に中国と混同され、数々の珍映像を長年に渉って提供され続けてきた蝶々夫人、それをやっと「まともな」映像で目の当たりに出来るのである。「ふざけているのか」と思うようなトンチンカンな映像で、蝶々夫人の悲劇などに浸っている暇さえ与えられず、終始「エセ日本文化」へのツッコミばかりに失望していた諸兄には、またとない一冊となること間違いない。
林盤におけるマゼールの指揮&日本人スタッフ、八千草盤のイタリアオペラ陣営&日系キャスト+スタッフを見ると、近年ミッテラン監督によって描かれた「いくらかまともな」蝶々夫人への感激も薄らいでしまう。やはり中国人が演じる「歌劇 蝶々夫人」では崩せない壁が、そこには立ちはだかっている。
惜しむべくは前時代的な歌唱のイタリア人歌手陣営だろうが、そんなものは八千草の可憐な蝶々や、日本人キャストの繊細な配慮が行われた「ちょっとした所作」の前には、とるに足らない。イタリアのスタジオに再現された「日本」に、八千草は当時感嘆の声を漏らしたというが、それだけ作品に力を込められる時代だったのだと思うと羨ましい。八千草も全曲を唄えたと言うのに、あえて本場のソプラノ歌手で吹き替え。しかし宝塚出身の彼女にとっては、日舞も演技もお手の物。仲間の宝塚歌劇団と一緒に演じる姿は艶(あで)やかというほかに言葉がない。
ちなみに後ろ表紙に「全幕完全収録」と書かれているが、映画では元々原曲に編集が施されているので、プッチーニの原曲どおりにいかない部分もある。もっとも原曲自身、一連の流れがある原典版のスカラ座版よりもツギハギの現行版パリ版の方が多く演奏されているのだから、それに苦言を呈するのも野暮というもの。
日本文化乏しい昨今の正月〜新年は、是非この蝶々夫人で味わってほしいものである。世界文化社の勇気ある復刻に、感謝!!
究極のベスト! 増田恵子
公式サイトによると、01.すずめ 02.前夜祭(イヴ) 03.ためらい 04.傷心 05.らせん階段 06.アクトレス 07.55ページの悲しみ 08.女優 09.FU・RI・NE(ふりん) となっています。
中島みゆき書下ろしの大ヒット曲1、ユーミンのカヴァーの2ndシングルの3、竹内まりや書き下ろしの5,7、サザンのカヴァーの8、不倫ソングが次々に流行った年にそこそこヒットした9と9曲なのに話題性たっぷり。僕が特にいいと思うのは2で、堀江淳さんの作品なのですが、複雑な女心が描かれています。是非、聞いてみてください!