ワルキューレの騎行~ワーグナー:管弦楽名曲集
聞きやすい!!というのが私の第一印象です。
ワルキューレ騎行のように気持ちを盛り上げる曲もあれば、
ニュンベルクのマイスタージンガーのように気持ちが落ち着く曲もあります。
ちなみに、ニュンベルクのマイスタージンガーは私の母校の卒業式で卒業生入場のさいに流されていました。
クラッシック入門として、ワグナー入門として絶対オススメなCDです。
価格もやすいので買って後悔は無いでしょう。
『バイエルンの狂王』を呼ばれた、かの有名なルートビッヒ2世もワグナーのとりこになったそうです。
ワグナーのはまりすぎに注意してください(笑。
タクシードライバー 製作35周年記念 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション 【初回生産限定】 [Blu-ray]
『タクシードライバー』にて貴方の事を知りました。貴方の置かれている境遇や孤独感は私も夜勤のタクシードライバーをやっていて(ムーンライトですね) 痛いほど良く分かります。貴方の起こした行動の全てを肯定する事は出来ないけど貴方のおかげで救われた人(アイリスとその両親) がいるのも事実です。 皮肉なものですね。でも、人生なんて皮肉の賜物ですよね。貴方を観て、僕は独りじゃないって思えたのです。同じようにフラストレーションを抱え、社会に対して戦おうとする貴方は、私の分身であり憧れです。 トラビス様、でも本当に、本当にこれで良かったのですか?最後の貴方の眼を見ると、そうは思えないです でもベツィがタクシーに乗ってきてお話する貴方は、最高に幸せそうでしたよ。 孤独なタクシードライバーより
闇の奥 (岩波文庫 赤 248-1)
海外への植民者たちは、従来の社会階層からはじき出された余計ものたちで、その社会から何ら希望も与えられない虚無的な人であった。ところが、海外での帝国主義に従事することが彼らに自己実現の場を与え、新たな希望が生まれる。そして、そこには理想と現実に引き裂かれる陰惨な心理ドラマが生まれるのだ。
主人公のクルツは貧乏のせいで婚約者と結婚することもできない。そこで、海外への帝国主義政策を採る貿易会社に入って、お金を稼ごうとした。クルツは順調に出世する。やがて重役に最高の自己アピールをするため、とりわけ困難な土地であるアフリカのコンゴへ赴任を希望した。だが、クルツ自身は帝国主義の大義名分「未開人に文明人のような道徳意識を持たせたい」とその現実「未開人から略奪することが会社の業績になる」とに引き裂かれる。この分裂のせいで、彼は未開人の部族間闘争に身を投じる。はたして彼の運命やいかに。
ところで、彼がその闘争に身を投じたのはもはや婚約者のためでも、出世のためでも、未開人のためでもない。恐怖のためである。恐怖とは何か。それは帝国主義のディレンマを回避するための心的装置である。クルツは自分の葛藤を引き起こす原因となった未開人を否定するために、これを恐怖として/によって烈しく攻撃する。そして、その後ろめたさが未開人の代わりとしての象牙集めという欲望を引き起こす。その象牙は会社経由で市場にのらない限り、価値がないにもかかわらず。
この植民者の心の闇は、じつは全体主義の闇につながっている。
ハート・オブ・ダークネス~コッポラの黙示 [VHS]
「ゴッドファーザー」シリーズと並ぶコッポラ監督の最高傑作「地獄の黙示禄」の製作過程を奥さんが撮り続けたドキュメンタリー映画。彼女も映画監督なのです。映画の内容上、凄まじかったのらしいのは知っていたがここまで凄かったのはかなりカルチャーショックでした。もう最後の方なんかコッポラ監督、半ば狂ってる。凄いリアリティーだ。通常版ではなく特別完全版を必ず見てから観るべきではないかと。そうじゃないとサッパリです。
DVDも無いらしので★五つしかないでしょう。
ドキュメンタリー映画として凄過ぎる出来。圧倒されます。