異域之鬼(1) (KC×ARIA)
ARIAに連載を移しての第一作目。 私は由貴香織里先生の作品は大好きで全ての作品を読破してます。 耽美で毒のある世界観が魅力の作家さんだと思います。
今作にもその由貴ワールドは健在! 怪しいキャラクターも出てきます(笑)珍しく日本が舞台のお話になってます。しかも時代物。 相変わらずカラーは美麗。表紙は力入ってますね。
しかしながら肝心のストーリーが謎だらけで…次巻からは新章突入ということで更にナンノコッチャ…現代編に期待です。
耽美夢想マイネリーベ
キャラクターデザインがユキカオリさんということで買ってみた
美少年恋愛シュミレーションゲーム。ちょっと買うのに
勇気がいりました(苦笑)
ちょっと緊張しながらゲームを始めてみたら・・・
まず少女マンガによくありそうな設定&ストーリー、
一歩引いた所から遊ぶと絶対にのめり込めないとは思うものの、
これを好んで買う人にそんな人はいないでしょう!のめり込んで
しまえばなんのその、キャラクターの魅力に引き込まれると
思います。隠しキャラを含めて6人攻略対象がいます。
私は恋愛シュミレーションものでは大抵気に入った人だけ
攻略して後のキャラは見向きもしないのですが、今作に
至っては全員攻略したくなるほど、一人一人に
個性ありで面白いと思います。一人一人に何個も
イベントがあるし、グラフィックも綺麗でいいとおもいます。
ただ、少し面倒なのはライバルの女の子と定期的に遊んで
機嫌をとるセリフをいっては親密度をあげなければ
ならないというのがあること・・・。
携帯ゲーム機なのはいい所のひとつですね。
夜型愛人専門店-ブラッドハウンド 完全版 (花とゆめCOMICSスペシャル)
吸血鬼が集まるホストクラブに迷い込んでしまった少女をめぐる事件の話です。
吸血鬼たちは由貴香織里ならではのゴシックな雰囲気と色気があって、
この作家は昔から軸がぶれてないなと感じます。
良く言えば耽美、悪く言えば邪気眼な作風は健在です。
完全版ということで、話の核心となるエピソードと後日談が新たに収録されているようです。
……が、個人的には吸血鬼たちの過去やそれに関わるキーパーソンを描写せずに、
謎を含みつつも一話完結で進む形式で通しても良かったと思います。
蘇芳たちが何故吸血鬼になったかというあらましと彼らが求める聖女エルオーネのエピソードは正直尺が足りず、
それでいて吸血鬼ホストの面々ひとりひとりを掘り下げるにもいたらずで、
どうにも中途半端に語られてしまった感があります。
オカルティックな方向よりも、「現代日本を舞台にした怪しげなホストクラブ」というアプローチの方が
面白かったのではないかと思い、とてももったいなく思います。
また、「ホストクラブ」という舞台も少女漫画お決まりの「美形がちやほやしてくれる場所」で、
そろそろこの手のお上品なホストの表現は食傷気味に感じました。
画風とあいまって吸血鬼の退廃的な雰囲気は感じられるだけに、
モチーフとストーリーの消化不良が目立ち、とても「惜しい」作品です。
ヴァンパイアホスト DVD-BOX
なんか面白そうなドラマないかな~と思っていたら発見。なんとなく購入。
原作は勿論、テレビで放送されてたことすら知らなかったよ
漫画原作だけあって無茶な設定と無茶な展開炸裂。
ライバルに「死神ホスト」てなんだそりゃ!!と思ったね。
ちなみに主人公のヴァンパイアの蘇芳(スオウと読む)は
変身するとスーパーサイヤ人よろしく髪の毛が逆立ちます。
主演の松田悟志と小向美奈子の演技は見事。
無茶な設定のヴァンパイアとコスプレメイド(なのか?)の
お馬鹿なやりとりはニヤニヤもの
松田悟志はあのカッコでよく人通りの多い
都会のど真ん中で演じたなと感心したね
それを観るだけの為に買う価値は充分
よーし買っちゃえ買っちゃえー