リッジレーサーズ2
ゲームのシステムや画面は前作リッジレーサーズと、全くと言って良いほど同じ。
では何が違うのかといえば扱える車の数やコース、BGM等が増量されている点。
前作リッジレーサーズに含まれる内容は全て入っているので、2を買うなら1も・・・と思われている方は2だけにしておいた方が無難です。
リッジレーサーズ2にはアーケードのレイブレーサー等も含めた歴代リッジのほぼ全てのコース、BGMが納められています。
R4のコースも全て堪能できるので、R4に夢中になっていた人にもお奨めです。
3分からツアーを組めるので、例えば電車通勤で短い駅間を走るうちにツアーを開始し終了できます。
前作で好評だったニトロシステムも健在です。
実車の場合も同様ですが、ドリフトすると速度が落ちるため通常ドリフトはしないか、最小限に抑えるのがセオリーとされています。
しかしながらドリフトがリッジの醍醐味でもあるため、今まではドリフトすると同時に”もどかしさ”も生んでいました。
ドリフトするほどパワーが溜まり爆発的な加速が行えるこのニトロシステムは、そんな従来のリッジの欠点を一気に解決した素晴らしいアイデアだと思います。
このニトロシステムを積んだ車で歴代リッジコースを全て走破できるとなれば感動です。
ニンテンドーDSの10倍とも15倍ともされるPSPのスペックを余す所無く活かしたポリゴングラフィックは前作同様の超絶的クオリティでPS2並。
さらに画面が家庭用テレビより小さいため、より緻密で粗が目立たず、ハンディー機とは思えない映像の美麗さに溜息すら覚えます。
GTと異なり、実車の特性を無視して、ひたすらスピード感やゲーム性を追及したシリーズなので車の挙動には意見が分かれる所ですが、200K超でヘアピンカーブを曲がる爽快感はリッジならではのもの。
PSPでレースゲームをするなら、まずリッジ2をお奨めします。
ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス Vol.24 レイブレーサー
ゲームセンターでの稼働が極端に長かったRave Racerのサントラ
Ridge Racer2辺りから散見されたがこの辺りからMEGATEN=細江さんの
テンションに周りが置いて行かれる感がわかる。悪く言えば浮いている。
Aya=佐宗綾子さんがメロ派、Sanodg=佐野信義さんが元ネタ
(ブレイクビーツ)派なのに対して、どテクノで突き進む細江さんは
アホというか勇ましいというかとにかくこの辺りが一番テクノ屋として
ギラギラしていた時期であることは間違いない。
ということでお勧めは
3. WRONG LOVE
と、デモ画面でかかりまくっていた
4. BLUE TOPAZ
この後リッジレーサーシリーズはレイジレーサーのサントラが出ない
という暗黒時代に突入する。
レイジレーサー
前作の2本に比べ登場車種の性格の違いが明確になり各車のエンジン音が個性的になったのが当時は感激でした。(その後エンジン音にハマりグランツーリスモシリーズにも手を出すことになるきっかけとなりました・・・)特に最高速重視のメーカー(勿論架空ですが。)アッソルートの一番最後で手に入れられる車種の、まるでギャラガ?を思わせるエンジン音が一番お気に入りでした。しかもMTしか使えない・・リアル志向とはおおよそほど遠いですが古きよきレースゲームの名作だったと思います。でも音楽はあまりお気に入りが無かったかな・・・一曲くらいは有るけど・・・