魚が出てきた日 [DVD]
墜落した飛行機のパイロット、危険な核物質を捜索する軍関係者のグループ、厳重に梱包された核物質を手に入れたヤギ
飼いの男、アートを模索する女、流行のジェットダンスに酔いしれる群集…。話はバラバラに展開しますが、徐々に絡み
合い、やがて魚が海面に出てくる。ここから映画は一挙にパニックを浮き上がらせてきます。サイケデリック・アートが
流行りだした頃の映像やファッションも見もの。1967年の作品でありながら現代に通じるものを感じさせます。特に福島
原子力発電所からの放射線をめぐる騒ぎとこの映画を関連付けるのは不謹慎でしょうか。
Creative PCIバス用サウンドカード [CPE0404SE]
DAW用のサウンドカードとしては、コストパフォーマンスに優れています。
LE版としてもCubase、Soner、LiveなどのDAWがバンドルされているの魅力です。
他のサウンドカードとは違いサウンドプロセッサを搭載している為、起動に時間がかかりますが、高度なボイスシンセサイザ(ペンティアム4−3Gクラス)のパワーが必要なソフトでもアスロン64+2800で負荷率が15%程度で実行可能でした。サウンドのエフェクト(FX)は数10種類プリインストールされていますが、VSTなどのPluginも使えるので無限に増せます。
サウンドの再生はWAVE(アナログ)ASIO(デジタル)が使え、サウンドプレーヤーがASIOに対応していれば、かなり高いクオリティで再生できます。
ただ残念な事は、オーディオソフトとの相性に問題がが多いです。DAWやDTMソフトでは問題は無いです。
音質としては高音域で多少音がやせた感じです(WAVEしか使えない普通のサウンドカードとは比較になりませんが)、カップリングのケミカルコンデンサーの品質のせいかと思われます(0.1μFのチップセラミックを追加すると改善されます、注:保証対象外になってしまいますのでご注意を)。
伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
読み手の対象は中級者だと思いますが、
初心者向けの本を一通り読んだことがあるなら、初心者でも一応は完読できます。
著者の言いたいことをきちんと理解しようとすると確率・統計解析等の知識が必要な気がするのですが、
そういう知識がなくても休日4日ぐらいあれば読めます。
私は初心者なので、
破産の確率、ポジションサイジング等の資金管理、R倍数、
変数に対する考え方、バックテスト等が良かったです。
が、中級者以上の人が読めば、また違った良さがわかるのだろうなと思います。
破産の確率とかポジションサイジングとかは、
知識としてだけでもよいので、
株取引初心者に最初から教えておいたほうが良いと思うのですが、
市販の初心者向けの株本ではほとんど触れられていないのが残念です。
アウトブレイク [Blu-ray]
結果的にはアメリカ陸軍の細菌戦争を訴えた映画となっているが、現実世界を考えると何気ないちょっとした気まぐれから実際に起こりうる恐怖と見ることも出来る。
ここ5年を振り返るだけでも中国のサーズ事件や、新型インフルエンザのように未知の病原菌による隔離騒ぎは日常の事となっている。
ある意味この映画のように、真剣に対策のために努力してくれる、一途な苦労人が居てくれれば救われるかもしれないが、現実を考えると心寂しい気もする。
何はともあれ、映画としても秀作で、最初から最後まで目が離せないテンポの速い展開に体を乗り出してみている自分を発見する。
ブルーレイディスクでこの値段になった今はレンタルではもったいないくらいで、買って後悔しない作品と思う。
日経225先物・オプション システムトレード&スプレッド投資法
オプションを解説した本は、原理そのものを解説したものが多く、
原理は分かるのだが、実際どう売買すればいいのか分かりにくいものが多かった。
本書は、オプションのみや先物を組み合わせた多くの戦略が説明されていて、
相場がどんな状況の時に、リスクとリターンを想定してどんなポジションを作る
のが有利なのかが細かく解説されている。
私自身が無意識にやっている戦略もしっかり載っていて、
実戦に備えるための考察に十分な資料となる。
今現在の金融市場は急変する可能性があり、
裸のプットの売りや、ショートストラングルをあまり勧めていない点も評価できる。
理論より実際に相場からどう利益を得るか考えるための本である。