はじめての雨水利用―天の恵みを活かす
本書を読んで、私も近くで借りている家庭菜園で貯水タンクを作ってみました。所有者にお断りして隣の農作業小屋に降る雨を貯めてみたのです。意外や意外、結構溜まるものなのですね、これが。タンクは本書でも言及されている古い風呂桶。以前は20lポリタンク2個で我が家から水を運んでました。大変な重労働で、暑い日は汗だく。でも、そんな日こそ野菜さんたちは水を待ってるのですからね。本書に啓蒙されて作って良かった。簡単に出来て、効果が大。写真も豊富で、すごくわかりやすいですよ。水が貯まっているのを見ると、すごく得をした感じがしてうれしいものです。
「とある科学の超電磁砲」アーカイブス2
ジャケットは美琴ですが、曲は初春と佐天さんの曲が1曲づつです。
私は美琴と黒子が好きというベタな人ですが、二人の曲も楽しめました。
特に佐天さんの曲は、中の人の歌唱力もあり素晴らしかったと思います。
アップテンポで元気が出るような、佐天さんにぴったりの曲です。
ドラマパートの内容は伏せさせていただきますが、
前回ほどギャグとシリアスをうまく混ぜたような上手さはなく思いました。
また、長さも前回より短く(およそ30分)−1させていただきました。
しかし!
いじられている黒子が好きな方は前回よりも満足できると思います!
「とある科学の超電磁砲」アーカイブス3
今回のキャラソンは常盤台中学の美琴&黒子ペアと柵川中学の初春&佐天ペアで歌っているものでした。
常盤台ペアの方は美琴と黒子のキャラがそのまま歌詞に現れていて面白かったです。
柵川中学ペアは初春と佐天さんの仲の良さと中の人(愛生さんとかな恵ちゃん)の仲の良さも現れてるかわいらしい曲でした。
ドラマCDの方はアーカイブス1,2同様、音声だけで表現しにくいものをよくここまで伝えられるなぁと感心しました。内容もとても面白いです。あの4人があんな格好に!と言う感じです。
ぜひ皆さんに買って聴いて欲しいです。
天に堕ちる
10篇の短編が収められている。うち、1篇を除いて9篇が女性視点。
全篇、ある意味「不幸な人たち」の人生を切り取った話なのだが、読み終わった後の余韻が素晴らしい。
とりわけ、世間からは「ハーレム」(8人の女と暮らす中年男)としか思われない暮らしに飛び込む「加世子」の章、
アイドルの追っかけに夢中の女子高生(奈々美)の章は絶品。
特に後者は、主人公と夫に逃げられて整形手術を繰り返すその母の対比が巧妙に描かれ、心にしみる。
これだけ完成度の高い作品がそろった連作短篇集を読んだのは久しぶり。
男女を問わず自信を持っておすすめしたい。
装丁も美しい!