<入門の金融>外国為替のしくみ
「外国為替のしくみ」というタイトルで、一般的な為替の入門書だと思って中身を見ると、大違い!
リスクヘッジや為替ディーリングの具体的な方法、さらに通貨オプションや、市場介入のパタ-ン等についても、チャートやグラフィックを活用して、見開き2ページに各テーマをまとめてあるので自分が興味のあるテーマから読むことができる。
セミプロにも十分に満足できる濃い内容になっている。
「外為市場血風録」と併読すれば、歴史的な流れも理解できてさらに
シナジー効果が出ると思われる。
為替がわかれば世界がわかる (文春文庫)
運用(株式、債券、為替・・・)という職業に携わるときの
基本的な姿勢、考え方、行動、そして思想へ・・・
内容は難しくありませんが、運用に興味を持っている人は
楽しく読めるはず。
運用業務に携わっている人が、持っていなければならない
忘れてはならない基本を知ることができます。
外国為替トレード 勝利の方程式
ファンダメンタルズ分析、チャート分析、必死になって勉強しますよね。
しかし、結果的に勝てない、儲けられない・・・。なぜ?と殆どの人が思うハズ。
2割程度の人しか勝てない厳しい世界。
印象的だったのは、麻雀の話。麻雀強い人は、為替でも勝てる。これは、読めば納得。
トレード、情報収集に必要以上に時間をかけず、自分で考え、シナリオを描くことに時間を割く、
これが王道だと語っていらっしゃいます。
あとは、リズムの重要性。やりすぎない、レンジ相場に手を出さない、トレンド相場で儲ける。
この本の凄い所は、著者が所々で語る珠玉の金言が、脳みそに刻まれます。
トレードしたくなってうずうずしますが、それは落とし穴なので忍耐強く好機を待つ、
そんな思考回路が確実に身に付きます。
色々な本を読みましたが、この本、超オススメ本です。