FS2004 リアルアドオンシリーズ 6 Classic Liners Vol.1
B727-100/200・B737-200ADV・B747-100/200B/200combi/200F/300、合計25機の機体データと各機のパネル、大阪国際空港等が収録されている。
また、ギヤホイールの回転、サスペンション、パッセンジャードア、貨物型ではカーゴドアなどが忠実に再現されていて、本物そっくりだ。
サウンドにもこだわりっていて、各機種独特のエンジン音を再現している。
世界のエアライナー Boeing 777-200 フライトドキュメント 福岡→羽田 [DVD]
JAS機がJASの塗装で出ておりますので、777が出て以降の、その当時の映像なのでしょう。
良い点、悪い点に分けて書かせて頂きます。
良い
・BGMや音声コメンタリーは一切無し。とにかく素のコックピットの映像&音声。
(11/29追記:画面転換時にテロップで場面説明はあります)
・定点カメラはスロットルレバーを中心に捉えており、後半、羽田に着陸するまでののコントロールをつぶさに見られます。
・離陸後の映像のほとんどはパイロットの手元&インパネが中心。
・コックピットでパイロットがどういう操作をしているか、(操縦面で)パイロット&コパイロット間の会話&交信をしているかを聞けます。
・無線交信、機長・副操縦士のやりとりもそのまま入ってる(カットもあるっぽいです。収録中の機体を識別できる部分は「むにゃむにゃ」ってなってる様な)
・ときおり機外風景もあり。但し、手ぶれあり。
悪い
・画質、良くない。VHSレベル。
・コックピットの定点カメラは白飛びしすぎ。
->当時の機器レベルでは仕方ないのか…!?という風に考えております。
仕方ない
・ATC交信完全収録とありますが、環境音やエンジン音にかき消されて聞こえないところあり。
・元が4:3画像らしく、地デジTVなどで両脇に出る黒帯部分に、元画像のズーム映像が出ているのですが、邪魔に感じたり。
ちなみに
・飛行中の機外風景は無いに等しいです。
画質、音質で「うーん…」という点はありますが、コックピット内のパイロットのやりとりや操作をつぶさに見られるところがありますので、総じては良い買い物かな〜、と。飛行機好きとしては。
カラー図解でわかるジェット旅客機の操縦 エアバス機とボーイング機の違いは?自動着陸機能はどういうしくみなの? (サイエンス・アイ新書)
旅客機の運航に関する本は数ありますが、この本は題名のとおり、「ジェット旅客機の操縦」を縦軸にして、
言わずと知れた2大メーカーの、ボーイング機とエアバス機の違いを横軸に図解しながら解説しています。
私は飛行機の操縦に元々興味があるので、サイエンスアイシリーズということと、題名を見て即買いしました。
結論から言って、他のサイエンスアイシリーズは割と浅い知識を幅広く解説した本が多い中、この本はかなりの情報量です。
飛行機の操縦にはある程度の知識はあるつもりなのですが、コクピットの中でエアラインのパイロットが、
どのボタンをどのタイミングでどう判断してどう操作する、つまり操縦を具体的にどうやっているのか、
と言う点については、なかなか具体的に一般人には分かりにくい部分でしたが、
これまでの解説本は「旅客機操縦マニュアル」(イカロス出版)くらいだったでしょうか。
出発準備〜エンジン始動〜離陸〜上昇〜巡航〜降下・進入〜着陸〜緊急事態、と時間の流れに沿って詳細に解説されているので、
この本の見た目と読みやすさ(222ページ)と値段の割に、内容は濃いです。大人向けの本かなと思います。
私はクライムにおける上昇方式による速度とフラップ上げの関係について今まではっきりわかっていなかった部分がよく理解できました。
その他にも、高度の呼称(フライトレベル)と高度計の気圧設定(QNE・QNH)の関係については知りませんでしたし、
国によってQNEにセットする高度が違うというのも勉強になりました。
また、飛行機好きにとって着陸は最も興味がある部分ですが、
ジェット機とターボプロップ機さらにはコンコルドの降下〜着陸時の姿勢の違い(機首上げ角度の違い)も、理解が明瞭になりました。
これだけの内容をよくここまでコンパクトに、かつ分かりやすく書けたなと思い頭が下がります。
フライトシミュレータ等で着陸ができない人や上達したい人にとっては良い助けになると思います。
あえて指摘するとすれば、情報量が多すぎて、あまり子供向けや一般向けではないかもしれないという点くらいでしょう。
飛行機大好きな人、あるいはパイロットを目指す中高校生にとっては★5つだと思います。
Boeing 787 Dreamliner
B-787の開発から製造について書いてあります。
本文はすべて英語で,英語が苦手な人は買うのを
ちょっとためらってしまうかもしれませんが,
写真も多く,英語が苦手な人見ているだけでも楽しめます。
B-787は日本の航空会社がLaunch customerなので,
日本に大変関係深い機種となっています。
1/200 宇宙シリーズ スペースシャトル オービター&ボーイング747
スペースシャトル退役記念第2弾のキットです。ついにというか、ようやく出たかというべきか、ボーイング747とオービターのセットで、滑空試験中もしくは輸送中の状態を選択式で再現できます。 シリーズ初のキット化となったテールコーン、ピトー管、シャトル取り付け支柱、安定版の出来は良いです。特にテールコーンと本体の合いは良いので、どうせ組み立てるなら滑空試験中のエンタープライズを再現することをオススメします。機種のピトー管をセットすれば通常のシャトルとの違いが際立つことでしょう。エンタープライズ以外にも全5機のシャトル名のデカールが入っているので、もう何セットか購入して複数のオービターを製作することもできます。ただし、ボーイング747のキットは、金型が古いため、全体的に合いが良いとは言えません。特にラインのデカールを密着させるために、組み立て前に機体の窓を全て埋めなければならないのと、シャトル取り付け支柱の位置決めが手探り状態なのが難点です。また、機体前部の支柱についてはシャトル本体に穴を開けないまま直に接着するように指示がありますが、747側の支柱取り付け位置を少し前にすれば、元々あるシャトル側の取り付け穴に上手く合わせることができるようです。このように、新規金型部品の出来は良いにもかかわらず、747のキットが古く、一部組み立てに戸惑う点もあることから星4つとしました。