TOKUMA Anime Collection『ザ・コックピット』 [DVD]
アニメDVD収集が趣味なので買ってみたのですが、おもしろかったです。ただ、戦争が題材だからか個人的にストーリーや登場人物が少し地味に感じたり、目新しさが無かったのでー★★にしました。しかし、一話完結型なので見やすく、絵も普通にキレイなので買って良かったと思います。オススメは第3話です!
じぶんを切りひらくアート ─違和感がかたちになるとき
アーティストを網羅する本、若いアーティストを特集する雑誌などはいくつもありますが、注目される若手アーティストの初期から今にいたる過程をきっちりインタビューしたものは少ないと思います。評価の定まったベテランではなく、比較的若いアーティストをとりあげているので、親近感があり、美術関係に疎くてもすんなり話の中に入れるはず。美大などを目指す高校生などにもオススメできます。
鳩山由紀夫の政治を科学する (帰ってきたバカヤロー経済学)
大学時代は政治学科だったわたくしですが、最近はめっぽう疎くなっていました。
ですが、今春読んだ『バカヤロー経済学』が面白かったので続編をうたっている本書も購入。
ただ、前作と違い経済学的な話はあまりありませんでした。
興味深かったのは、
「民主党政権がどこを目指して、あるいは誰を向いて政治を行っているのか?」が
見えてきたこと。
本書を読むと、なにやら迷走しているようにも見える鳩山内閣が案外そうでないかも、
と思えるから不思議。「子ども手当」にやたらとご執心なわけもよくわかりました。
800円で「鳩山内閣についてわかった気分になれる」
→「仕事やプライベートでの話のネタができる」
という形で案外使える本だな、と思いました。
おっぱいバレー [Blu-ray]
本作は、原作と異なる時代(1979年)に舞台を持ってきた。30年前に観客ともども移すことは、結構難しい。どうしてもその時代にない「オーパーツ」が目立ってしまうからだ。まず髪型や服装って、こんなに「今風」だっけ?特に仲村トオルの姿かたちは、どう見ても2008年のものだが・・・。それから、美香子と元カレ(福士のヌケ振りが上手い)が食事してラブラブになる場所は「リーガロイヤルホテル小倉」だ。部屋のキーが大写しになるから分かるのだが、そもそもロイヤルホテルが「リーガ」と付けたのは1990年だぞ。こういう細かなところにも気を遣って欲しかったなあ。脚本もちょっと浅めで、俳優それぞれのバックボーンの掘り下げがないので、感情移入できないのだ。だから俳優自身の演技力で勝負できる役(石田卓也と大後寿々花)が素晴らしく感じるのだろう。特に大後はキレイになったなあ(笑)。学業が忙しいのか、このところ助演が多いが、「グーグー」の猫役とか本作とか、セリフが少ない中であの情感を出せる演技力は流石だ。ピンで十二分に演れる女優なので、早く主演作が観たい。綾瀬はるかは大人になった。メイキングを観ていると、特にそう感じる。いつも暴走している(笑)姿が印象的だったので、女優としても進化している、ということ。これは原作通りに現代の浜松が舞台でも十分イケたのではないかと思う。ちょっと惜しい出来で、星3つ。