イケズの構造
関東から引っ越して3年の私には必要でした。
京都じゃなくても関西全体に「イケズ」の人はいます。
読みながら笑ったりショックを受けたり
カチンと頭にきたことを思い出して反省したり。
悪気があるのかないのか、永遠に分かりませんが
別に意地悪とか喧嘩でもなく、子供の頃からの習慣なんだと、
にこにこ笑って陰では悪口を言うような人達じゃないんだってわかりました。
「つまらない物ですがどうぞ。」とお菓子を持っていくと
「つまらない物ならいらん、持って帰ってぇ」と必ず言われましたが、
これもイケズって事になるんですね、今度誰かに言われたら本気で一度持って帰ろう思っていたから、
これを読んで失敗せずにすみそうです。
反対に東京に引っ越したイケズの人はどうしてるのか知りたくなりました。
ジャーマン+雨 [DVD]
じつはまだDVDを見ていない。今日、早稲田松竹で『ウルトラ・ミラクル・ラブストーリー』との二本立てを見て、その場で購入した。
最近ブレヒトの描く「やられても絶対やられない女たち」に興味があるのだが、横浜監督の描くこの「ゴリラーマン」の物語は、ブレヒトが目指した「異化」さえ蹴っ飛ばすかのようなシュールさ加減。時空を越えてブレヒトさんに見せてあげたい、この映画。
かわいそうだとか、わたしはいいけどみんなはこまるでしょ、なんて偽善まじりの言い訳でしかないんだと、さっぱりと気付かせてくれる爽快感。
ひとつの価値観しか認められないヨノナカにあって、その価値観からあぶれたヒトのことを、わたしたちは「かわいそう」と言っているのだろうけれど、ああこの「かわいそう」ってなんて大きなお世話かしら!
日本には、渡辺聡子がいるぜい! と溜飲が下がることしきりです。
理髪店主のかなしみ [DVD]
髪を切りに来るおじさん
なぜか首に首輪を巻いてペットのごとく鎖で飼われながら
後ろからは美女
そう彼はマゾだった・・・
あんましこんな映画見たことないからおもしろかったです。