セーラー服と機関銃 デジタル・リマスター版 [DVD]
1981年12月の本作品封切り時には、薬師丸ひろ子の舞台挨拶が予定されていた大阪梅新の東映会館に、徹夜組も含めて収容定員の3倍の3500人もの若者が押しかけて収拾がつかなくなり、地元警察の判断で機動隊一個小隊が出動する騒ぎとなった。広島や名古屋から来た人もいたようである。結局、この日の舞台挨拶も上映も中止となり、ブロマイドを無料で配るなどして、ようやく解散させたのは午後3時すぎだったというから、80年代の奔流のごときエネルギーには恐れ入る。(同様の騒ぎが、道頓堀や京都においても同時多発的に発生していたのはあまり知られていない)
薬師丸ひろ子本人は「当分、大阪への入国禁止」を警察から言い渡されたと、後年述懐している。この映画が伝説となり、薬師丸ひろ子のみならず、相米慎二や角川春樹の人生も変えたような気がしてならないのだが・・。
本作品については、すでに語り尽くされた感があるが、一部の地方のPTAでは、教育上よろしくないとの理由から「鑑賞禁止令」が出されるなどしたことでも知られている。そういう時代だったのだ。
当時から話題先行、意味不明、幼稚、教育上よろしくないなど賛否両論さまざまな評価がなされているが、映画カメラのフィルムを使い切るような長いカットを多用し、薬師丸ひろ子がへんな姿勢で「カスバの女」を歌うシーンなど、観客の度肝を抜くような奇抜な演出手法や、雅楽のような音楽を用いるなど日本映画の常識や概念を打ち破ったブレークスルー的作品として素直に評価したい。
また、相米慎二が大量撮影、大量編集型の映画監督であったため、当初の公開版はストーリーがつながらず難解であった。記録的な興行成績とファンからの要望により、半年後に「完璧版」が再公開されるなど、異例づくめの作品でもあった。
このたび、角川映画35周年を記念し、「野生の証明」や「戦国自衛隊」など、1970、80年代の角川主要作品が、最新のデジタル技術により「リマスター版」として再発売された。初期のDVDに比べ、定価そのものが大幅に引き下げられており、お買い得感が感じられる。
とりあえず、本作品では以下の点が変更されている。
・画質そのものは、素人目には旧版とそう大差ない感じ(比較したのが比較的新しいニューマスター完璧版ということもあるが)
・5.1Chサラウンド音声が追加された
・画面縦横アスペクト比が現代のデジタルテレビに最適なサイズに改められた。(旧版はTVによってはどう調整しても黒縁が残った)
・特典映像に特報や、テレビスポットが追加された。(従来からの劇場予告より数段きれい)
・メニューがイマ風のものに改められている。
・ケース写真もデジタルで補正した美しいものとなっている。
・日本語字幕が追加された。普通はあまり使わない機能だが、耳の不自由な方には朗報だろう。
気になる点としては、「完璧版」ではなく、本来のショートバージョンである点、ブルーレイで発売されなかったこと(技術的な問題ではなく、新媒体はいろいろ契約等が煩瑣なためと思われる)、特典映像やオーディオコメンタリーで現在の薬師丸ひろ子に登場して欲しかったのは私だけではあるまい。
最近は「おっかさん」役で見かけることも多いが、「わさお」やら週刊誌やら、薬師丸ひろ子、元気そうで何より。
歌物語
大ファンではないので(失礼ですが)、購入を迷いましたが、買ってよかったです。今までに何度も聞いていた曲も、新鮮に聞けました。他の方がすばらしいリマスターと書いているのを、実際に聞いてみて実感しました!選曲はどうしても、このキャリアの歌手だと、不満が出るのが普通ですよね。(ちなみに自分は、あたりまえの虹、胸の振り子、WindyBoyが聞きたかった)でもそんなの全然気にならなかったです。他の歌手もこんなリマスタで聞いてみたいです。
二代目はクリスチャン [DVD]
志穂美悦子さん、本当にきれいで素敵な方です。当時、原作も読みました。映画も見ました。懐かしくてDVDを買いました。そうしたら、う・・・・うはははは。若き日の蟹江敬三さんの女装が!!蟹江さんファンの私にとって、お宝物のDVDとなりました。内容は、コメディとは言っても、どんどん仲間が殺されていく・・・。笑えるけれど、悲しい物語です。
セーラー服と機関銃 (角川つばさ文庫)
ドラマが始まる前に読んでみようと思って手にとりました
退屈はしなかったが、一個の謎解きを最初から最後までやっていたので、色々なことが起こっていそうで実はそんなでもないような…
いい意味でも悪い意味でも軽いので、なんも考えない娯楽目的としてだったら、ちょうどいいと思う
VOCALIST4(初回限定盤B)(CD13曲+ボーナストラック1曲収録)
今日は朝起きてこのCDをかけてみた。
土曜の朝に実によくマッチしている。
大人の雰囲気だ・・・。
夜にも聴いてみたが、実にいい・・。
ひとりで仕事してるときに聴いてみたが、
これもまた、とてもいい。
心やすらぐ。
軽い気持ちでいっしょに口ずさんでみる。
これがまた実に気持ちよく歌える。
力を抜いて合わせられるところが、いい。
聴いてるだけでも、いっしょに歌っても
とてもいい気分になれる・・・。