国会議員の仕事―職業としての政治 (中公新書)
経済に精通した民自の政策通2人が自身が政治家へ到るまでの履歴と、日々の政治活動について交代で語る。与野党の脂の乗った政治家が共著で政治家を論じるのが斬新に感じた。与党歴が長く、参議院に所属する林議員は政治活動の記述の多くを党務や役所など東京での活動に費やすが、津村議員は選挙や事務所運営など地元の活動にかなり力を入れて書いていて、政治家の多岐にわたる業務ぶりがよくわかる。若くして国会議員となった林議員は、参院自民党のホープとして英才教育を受けてきたようにも見えた。一方、政治主導の基軸になる国家戦略室などを政権中枢で受け持った津村議員にも党の期待を見て取れる。両者とも、タイムマネジメント、会議、調整など雑務の領域に意外に神経を使ったようだ。
震災対応はともかく、民主党の政治運営はお粗末の極みに見える。決断できない調整できない、口先だけぶち上げる民主党に政治家はいるのか、と。しかし、巻末の対談や津村議員の行動記録を読んでいると、自民党が取り込めなかった、しっかりとした経綸を持つ人材が30、40歳代には多くいるようだ。この党が使える集団になるには、政局を回すことしかできない「トロイカ」世代にお引き取り願うしかないように思った。林議員の「議員は法案を起草する力がないと」という意見に、津村議員が「霞が関文学をチェックできればよい。政治家は大局観を持って国の行方を指し示すべし」と返す。レベルの高い議論だが、そんな政治家は一握りしかいないだろう。
津村議員は自分や民主党のミスも率直に書いており、林議員も歴代の自民党の宰相を辛く評価している。政治家の出す本は、自分の主張やら実績をこれみよがしにアピールする名刺代わりみたいな本が多くてうんざりする。だが本書は宣伝臭のないバランスの取れた、中公新書らしい政治家論に仕上がっている。政治家の本を評価する時は、政治的性向と取られたくないので点数はいつも3にするが、できるだけ政治的中立を保つために「与野党議員呉越同舟」という斬新な工夫を評価して本書は4にした。
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頂き物ですがとても気に入りました♪
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デザインも素敵です♪
四国巡礼体験ゲーム 「お遍路さん」 ソフト単体
このゲームは「お遍路さん」のシミュレーションとして使えると思います。僕は愛媛県出身ですが、近くにそういうところもあります。
普通の人がこのゲームを買うのは、なかなか難しいかもしれません。
近寄りがたい＜お遍路の旅＞しかしその実体は＜心洗われる旅＞
お寺に興味があり、お遍路さんに行きたいけど時間がなかったりして行けない。という人が買って使ったらいいと思います。
☆が三つの理由（興味ある人、興味のない人でこのゲームに対する評価が違うと思うからです。）
山佐(YAMASA) ゲームポケット万歩計『歩く遍路』 ホワイト GK-600
まだ使い始めたばかりですが、感度良好で使いやすいです。部屋のなかを歩くときもかなり正確にはかってくれます。
88ヶ所に実際に行ったことはありませんが、知っているお寺の名前がでてくるとうれしくなります。
職場で紹介してみたら受けがよかったです。
まだ6番札所ですがイベントにはあっていません。
ポケットに入れたりふところに入れたりしても同じように作動しているようです。
