コンティニューvol.43
正月休みに読む本を探していたら飛び込んできた雑誌。特集は「ゆうきまさみクロニクル」。
表紙のキャラクターを左から全部言えるのか?チャレンジ。ヤマトタケルのオウスノ尊、3号機ちゃん、野明、R、とさか先輩、つとむ、アッセンブル・インサートの子、バーディ(現役)、月に落ちた宇宙船?、キデル、ひびきさん、ヒコとゆうきセンセイ、パンゲアの子、ゆうき先生の作品をはじめて読んだのは「堕たる天使」の2回目だったろうか?長浜ロマンロボというシリーズの敵役たち(声/市川治氏・全員)が最強のヒーローロボを作り、あれにもこれにも勝ちまくるというストーリーだったが、そう確かウルワシアスG。最後にパテントでおもちゃで一儲けというところで「今日日、合体変形せな、あきまへんな。」というオチで中古屋に燦然とウルワシアスGが並ぶという話だったと思う。
あれから30余年。ゆうきまさみは相変わらず、うまい漫画家です。そしてちょっとびっくりしたのが角川の社長だという井上伸一郎氏の寄稿。アニメックの編集からスタートして角川の社長だという。それだけの年月が流れたのだということなのだ。
怒首領蜂大往生&エスプガルーダ
怒首領蜂 大往生とエスプガルーダの2作品がPS2に移植された際に新しく書き下ろされた楽曲。
エスプガルーダはアレンジモードが難しく、BGMを聴く機会が少ないかも。
個人的には東亞や胎動、血別〜血着のリミックスが好き。
注意点として、曲は基本フルで入ってますが、なんと最後フェードアウトしません。ゲームでループする場所までいくとブツッと切れます(爆)あと、曲によっては最初にノイズが入っちゃってます。パーフェクトリミックスと言っていたわりにはいろいろお粗末だな〜と思ったのでマイナス☆1つ。
怒首領蜂 大往生
縦スクロールシューティングゲームが20年間かけて進化してきた一つの最終形。
ムービーや寸劇で演出を強化しようとするゲームが増えた最近の風潮の中、結局それらはゲームという根本に対して「副産物」でしかないということ。
本来やらなければいけない事はスタートボタンを押した後、如何に短い時間でプレイヤーを「本質」たりえる所まで導くのか?
であることを、このゲームのBGMが教えてくれます。
弾避け、パターン化などの縦シューに欠かせない要素をストイックに究極的にまで追求し、綿密なバランスを図りながら組み上げた面構成はさながら職人の造り上げる工芸品のようでもあり、それでいて女の子型アンドロイドを物語の中心に据えるなど、現代的な風潮に対するフォローも忘れていない。
慣れてくると最終的にエクスィしか使えないキャラ選択のアンバランスさなど、多少煮詰める要素がない訳ではないけれど、点数連鎖のシステムなど、その報酬が単純な「得点」でしかないのに上手くなればなるほど挑戦意欲を刺激されるシンプルかつ強力な魅力は昨今何かと、本質と関係ない「ご褒美」で釣るゲームのあり方について考えさせられる。
これから先、シューティングゲームはグラフィックなど上っ面や、システムなど目先を奇抜にする事により、これからも進化してゆくと思うけれども、ここで一旦、そもそも縦シューにとって何が一番大事だったのか?という辺りを真剣に形にしたこのゲームの偉業は大きいと思う。
「縦シューの一つの究極形」
という、このゲームの評価は恐らく、これから10年、20年経っても変わらず、色あせる事はないと思います。
STORM!~SHOOTING GAME SOUND OMUNIBUS Vol.2~
AFTER BURNERは、流行ってた当時に発売されたCDに収録されているメロディ付きのものではなく、ゲーセンで実際に聞いたベース音から成るバージョンが収録されています。実際に筐体に乗ってゲームしていた世代には嬉しい限りです。
また、各ゲームの画面写真が載った解説も、青春時代を思い出させて泣かせます(私だけ?)。
残念なのは、各ゲーム2曲ずつしか入っていないので、居並ぶタイトルに比して物足りなさが残ってしまうことでしょうか。
とはいえ、これだけのメーカーの音源が1枚のアルバムに納められる企画はまずないでしょう。Vol.1の「BLAST!」ともどもお勧めします。
怒首領蜂 大復活 ver.1.5(初回限定版:特典アレンジCD、「怒首領蜂 大復活Ver1.51」ダウンロードトークンカード 同梱)
移植度は普通にプレイする分には特に問題ないと思います。処理落ちが少し減ったかな?程度
アレンジAはまだあまりやってませんが、さらに派手なゲームとなっています。裏二周まであるようですが難しめです。
アレンジBは携帯アプリの検定死検のステージ版、といった感じです。最初は簡単なのですが何回もプレイしていくうちに酷い弾幕になっていきます。。購入前は期待してませんでしたが、実際にやったら面白かったです。
ver1.51は一周エンドです(ヒバチは出ます)。緑色の蜂を取るとボムが一個増え、ボムアイテムを取ると全回復というボムゲーとなってます。オートボムは二個消費です。さすがに。後半の敵は二周目に相当する弾幕を放ってくるのもいますが、全体としてはBLのボムスタくらいの難易度です。あと何故かボムボタンとハイパーボタンが同じなので他のモードやってからやると混乱します。
特典のアレンジCDですが…イトケンがアレンジする!ということで期待していたのですが彼が担当したのは1曲だけでした。残念。全体的にRPGのダンジョンの曲っぽいなと思いました。
アケ版は裏二周をクリアしていましたが、買って正解だったと思います。それにしても最近のcaveは初心者に優しいですね。