BBC EARTH : ガンジス [Blu-ray]
映像や音楽などの美しさは当然すばらしく良いです。
私はEARTHシリーズの発売された物は全て買い揃えていますが、なぜかこの商品だけが日本語吹き替えなし・・・。
この価格なので仕方ないのかも知れませんが、私としては多少価格を上げてでも日本語吹き替え音声を入れて欲しかったです。
その点も考慮し今回は3点で;
ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)
彼女のモロッコの旅を、テレビの深夜放送で見て、この本を買いました。
抱腹絶倒!だけで無く、インドのカースト制の事もちゃんと感じる気持ちを書いていて、分かりやすかったよ。本当に世界には、トホホの人達が沢山いて楽しいね。それが良く分かる。英語圏以外の国に行くと、彼女が書いている様に本当に、カタコトの英語がよく通じるんだよね。お互い、凄く敏感に相手の意思を汲み取ろうとするからね。彼女の様な積極的な旅行は難しいけど、彼女がしてくれている事が自分がまるで体験している気分にさせてくれたよ。
ぜひ、モロッコの旅のビデオがDVDかビデオで発売される事を強く望みます!!
深い河 (講談社文庫)
人物描写が図式的との批判もありますが, 遠藤の生涯の宿題であった「日本人-愛-神」への
最終的な答えとなる作品です。彼が傾倒していたフランスのノーベル賞作家F.モーリヤックの影響も深く見られます。『沈黙』『死海のほとり』『哀歌』等,一連の作品で描いてきた,華々しい救世主としてのキリストではなく,旧約聖書『イザヤによる預言』にある通り,「みじめで
威厳のない」,人間の病を負ったキリストとしてイエスを見事に描いており,画期的です。神父や妻を失った夫,無神論を自負する女性などキリスト教とは無縁の世界に生きる人間と神との関わりを「愛」とはどうすることかを追求することによって描いています。遠藤の集大成ということもあり,この一冊を読んだだけでは彼独特のたとえ話にあるメッセージを見逃してしまうかもしれません。『深い河』!を読む前でも後でもいいので,彼の代表的作品群を読むことをお勧めします。一冊の中でメッセージを伝えきれない,という点では不完全な作品とも言うことができます。彼の作品のみならず,比較の対象とされ,遠藤が憧れを抱いていたグレアム・グリーンの小説も読んでみるのも一興だと思います。
STACKED RUBBISH
批判の対象であるR&Bテイストとは、さてどんなもんだ、とワクワク
したが、なんのことは無い、#1、#2だけか。#1はHIP-HOPでは??
冒頭に1曲だけポツンとコレだけでは、そもそもアルバムの構成が問題
ではないか。完全に浮いてますね。質を云々する前の問題。
#2は更に遠ざかって、Limp bizkit等、アメリカのニュー・メタルの
影響ではないでしょうか。#3でやっと変な意味で安心します。これも
聴き覚えのある、クランチ系高速リフのイントロですが。
彼ら一流のトレーサビリティで、良くも悪くも痒いトコに手が届く曲が
多いので、自然と耳に馴染む。影響を受けた音楽を、これほど素直に
加工→製品化する彼らは、V系・ヘヴィロックのファン以上にファン
なのだろう。本人達が楽しむ才能によって、V系トップクラスのポジション
を確立する希なグループ。
voの歌い回しに種類が増えた反面、V系特有の滑るようなアクが抜けた。
ミディアムテンポでも、ムダを排した情感オンリーの歌い回しであり好感。
それ以外の疾走チューンも単純に気持ちよい。アコギ、女性コーラス隊を
配した曲も健在。これは専売特許として認定できるし。
私は#11で大いに結構気持ちよくなれたし、#13のパワー・バラードは
彼らのメロディセンスも光る、泣きの逸品で非常によい。
なんか、常に批判の耐えない彼らだが、NIL以降久々に聴いてみて、充分に
成長も感じられたし、別段目くじらを立てるようなモンでもなかった。
損をしたり、イヤな気分にはならないですよ。