シリアの花嫁 [DVD]
国境線を越えて嫁に行く一人の女性。行ったら母国には帰れない。その大きな出来事を通してその女性の家族や、それに関わる人間たちの関係を描く。いなくなる一人の家族に対する悲しき気持ち。切なさや、今までの思い出がこみ上げてくる様子が心に沁みます。特に姉役の人の表情がとても豊かで、妹が嫁に行く嬉しさと同時に、寂しい気持ちも表していて、辛い気持ちが伝わってきました。この結婚という出来事を通し方々から集まってくる家族。その家族模様も見どころの一つだと思います。分かり合ってない父親と長男。久しぶりの再会にも辛辣な表情。難しい、人間同士の心の溝。また姉とその夫の夫婦生活の行き詰まりや意見の相違。そしてその間に生まれた娘の心境も、大事な映画の語るところだと思う。あとお調子者の次男がいたりと、場の和む場面もあったりします。
国境を越えるわけで、厳しい規制や審査があります。警察が出てきたり、特に国境警備員の態度は心底腹が立ちました。数々の困難に直面しながら、それらを乗り越えようと努力し前へ進んでいく。そして助力してくれる温かき人々。血の繋がっていないその家族に真摯に接するその姿は、強い責任感を感じるとともに、人の繋がりの大切さを物語っている気がします。
音壁JAPAN
ロネッツを初めフィル・スペクターのウオールオブサウンドは好きですが 「音壁」との表現に「お!!なんじゃ!?」と思い、即買いです。 知ってる曲もありますが、知らない曲が多く、とても楽しめました。特に原めぐみさんの「涙のメモリー」は「よくもここまでズバリ直球勝負・・・」と感心!!、リピート現象です。ソロで入手困難?な岡崎友紀さんの「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」も名曲です。 お薦めしますよ〜☆
(5個セット)アレッポの石鹸 ノーマルタイプ 200g×5個
全身、もちろん髪にも使ってます。
合成界面活性剤などが身体から抜けるまでは、髪はかなりゴワゴワしましたけど。今では美容院で驚かれるほどサラサラで健康な髪です(^-^)v
化学物質が抜けて正常な状態になるのに時間がかかると思いますが、なんとしても解毒したい人にはオススメです。
逢びき [DVD]
この映画、結婚してなきゃわからない映画ですね。
原題は「brief encounter」
日本語でいうと、「ささやかな出会い」とでもいいましょうか・・
それが、邦題では、「逢びき」になっちゃうんですからねえ、
この二人の話、厳密にいうと、「逢びき」じゃないんですよね、だって、ベッドインしてないもん。
やっぱ、二人が、「最後まで深い関係になっていない」そこがこの映画のいいところであり
味わいのあるところ。
やさしい夫がいて、かわいい子どもたちがいて
幸せな家庭の妻だからこそ、この手の非日常の出会いにひかれ、ただ、
よい妻、よい母であった生活のなかで、刺激された、いつもは眠っていた女の部分・・
でも、結局は、「幸せな家庭」が碇になって、男女の関係に踏み切れないまま
お互い、淡くほろ苦い思い出をかみしめながら、
もとの居場所へ帰っていく・・
夫が最後にいう、
「遠いところへ旅していたんだね、ぼくのところへ帰ってきてくれてありがとう」
というせりふはほんと泣けます、こういう夫だから、結局は夫のところへ帰れるんですよね。